【持ち回りテーマ∞第18回のお題: 愛用 】
桃とかわいくなさと配合について
不二家ネクター
いきなり 思い出した。
ぞっこん 愛用 でした。
数年前に勤務していた病院の 手術室の冷蔵庫に 常備されてました。
点滴やら 輸血やら の となりに 不二家ネクター。
長い手術の日には
腹ごしらえをして 水分をしっかり 取って トイレに行って
準備万端で 望むのですが
それでも 12時間を越える手術になると かなり 喉が渇きます。
どうしてると 思います?
もちろん 誰かと交代して 休憩に入れる場合もありますが
大抵は 意地でも続行したいし
そもそも 交代要員など準備できるほど 医師の人数が確保されていないこともあり
多くの病院では 12時間でも 18時間でも 先発完投 します。
喉は渇くし お腹は空くし いらいらするし
こんなときの 救世主が 不二家ネクター でした。
ころあいを見計らって 「先生 何か飲みます?」
看護士さんが 声をかけてくれます。
何か もくそも ありません。
ピーチネクター しか ないんですから。
あの どろっとした 甘み
これでもかっていう ピンク色の香り
それが 乾ききった体には なぜか 最適なのでした。
たぶん ポカリなどの さわやか飲料では 体中の細胞に さらさらと行き渡ってしまって
飲んだ気に なれなかったかも しれません。
患者さんの胃に入れる 胃管 という細いチューブを
看護士さんが マスクの脇から 私たちの口に器用に 差込んでくれ
ちゅうちゅう と 吸うのです。
この時ばかりは
大魔神のような ひげのボスも
怒られてばかりの 研修医も
みんなで ちゅう ちゅう。
ぼったりと 重く 胃の中に どろどろピーチを 流し込んで
よっしゃ もうひとがんばり!
今でも ピーチネクターは 好きです。
あの 泥臭さ が 好きです。