乗り越えるまでは何も言うまい
そう思って歯を食いしばっていたら
食いしばった歯から石化がどんどん進んで
私は化石になってしまいました。
うつせみはここではなくてどこか遠く
羊膜を一枚隔てた向こうなのだからと
泣いている私に見て見ぬふりをしていたら
泣いていた私はあきらめて
能面の傀儡になってしまいました。
くじけないように体の真ん中にこんくりーとを流し込んだら
首を曲げて空を見上げることも
屈んで足元の石を拾うことも
振り返ってあなたを待つことも
できなくなってしまいました。
不感症のセルロイドの皮膚を溶かすのは
王子様のキスではありません。
私を溶かすのは
私の涙。
私は泣かなくてはなりません。
封じ込められた私の怒りのために。
無かったことにされた私の痛みのために。
零れ落ちなかった私の涙のために。
置き去りにされた私のために。
乾こうとしているそこに 涙の雨を降らせなければなりません。
まだ 間に合うでしょうか。
涸れ果てたはずの井戸の底はまだ ほんのりと湿っているでしょうか。
砂漠の片隅に佇むサボテンの細い針の先にしがみついた夜露はまだ 灼熱の砂嵐にさらわれずにいるでしょうか。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-17259525"
hx-vals='{"url":"https:\/\/absinth.exblog.jp\/17259525\/","__csrf_value":"13f9bced43beb492bde02972d60490e799f09b99ead846667d2475636cab46904705dcb7d65f6642b8afc355a2001d37f6778bb0467b8241dbcb3ec6ff2c763a"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">