1月10日
夜 ナスとトマトと豚肉のいため 春巻き 老酒
行きつけの中華料理屋さん。
道の角っこにひっそりと佇むそんな店に、一人で入り浸る女性客などめったにいず
中国人の店の奥さんは、私のことをなにくれとなくかわいがってくれる。
今日はバーゲンでこんな服を買ったの見て。
このアクセサリーどう思う?
片言の日本語でまるで娘か友人に語る様に、日常のことをこまごまと話してくれる。
あら いらっしゃい。
年末はどだった?
実家に帰ったの? お家 帰って甘えてきたんでしょう。
いいわよね。
やっぱり親にはね 時々会うのがいい そ思う。
私なんておかさん いっしょに暮らしているでしょう。
うるさくてうるさくて大変。
店のことより おかさんのこと ストレスね。
喧嘩してるとき なんて 本当 死んでほしい 思うもの。
そんなこと思っちゃいけない わかるのだけどね。
やっぱりたまに会って親孝行するの 一番ね。
―――ええ そう。 私もそれがいいと思う。
でもお母さんはおばさんと暮らせて喜んでいるんじゃないのかなあ。
そんなことないわよ。
お互い ストレスばっかり。
それにしてもあなた いつも思ってたけど お酒おいしそうに呑むわねえ
―――そうですか?
ええ そうよ。 本当においしそう。
いいわねえ。 そうしているあなた 本当 幸せそうよ。
今が いいときねえ。
いいえ おばさん。
私が幸せなのは おばさんみたいな人が居てくれて
こんなにおいしい なすの炒めを作ってくれて
そうやって 私を幸せそうだって 言ってくれるからなんですよ。
そんなふうに思ったけれど もちろん そんなことは口にはしなかった。
めいっぱいおいしそうに食べて お皿を残らず平らげれば それでいいのだから。
言葉がいらないことだってある。
だって そうでしょ?
1月11日
朝 ・・・
昼 サラダ寿司 りんご
夜 かに玉丼 おにぎり
今夜は当直。
昼の間に買っておいた かに玉丼。
それだけでは精神的に満足できず くるしーって言いながらおにぎり2個追加。
出前はどこも1500円以上でなかったら 配達してくれない。
泊まりのたびに1500円も食えるかぁ!
なんとかして欲しいなあ・・・